セキュリティエンジニアになるだけであれば、必要なだけの知識や技術があれば誰でもなることはできます。必須の資格というものが存在しないため、必要な努力をすれば誰でもなることができるのはメリットでしょう。その際には、資格があれば仕事を獲得する際に有利に働くことが多いため、覚えておきたいところです。
基礎的な実力が備わっていることを証明したいなら、ネットワーク情報セキュリティマネージャーの資格取得がおすすめです。比較的難易度が低く、しっかりと勉強している人なら簡単に取得できるのが魅力といえます。その他には、シスコ技術者認定がおすすめです。ネットワークセキュリティに関する基礎技術を持っている証明になるため、便利でしょう。
セキュリティエンジニアとして長く活動していきたいなら、このようにさまざまな資格を取っておくに越したことはありません。その中でも、重要なものがいくつか存在します。効率的にスキルを磨いていきたい人や、手早くキャリアを積みたい人には、うってつけの資格となるでしょう。
海外で活躍するつもりなら、国際的な目線から実力が評価される、シスコ技術者認定のCCIE Securityを取得するのがいいです。また、国内だけの活動で留めるなら、国家資格の情報処理安全確保支援士の取得を目指すといいでしょう。知名度が高いため、早めに取得すると役に立ちます。
前述の通り、セキュリティエンジニアは資格がなくても働くことはできます。しかし、知識や技術を証明できる資格があった方が、クライアントからもしっかり信頼してもらえるでしょう。